袖口の伸びたセーターを元に戻すには?
「セーターの伸びた袖口って直るかしら?」 と確かに袖口が伸びたセーターが持ち込まれました。
お客様には、「まあ、ある程度には直りますから!」とお話し、セーターをお預かりしました。
まあいつものように、アイロンの蒸気である程度に縮めれば良いかな!と考えていました。 が!
せっかくですから、今日は本格的にセーターの袖口直しをやりたいと思います。
別に難しい事ではありませんが、手間が少し掛かるのと、ご家庭で処理する場合、少し時間が掛かるかな?と思いますので、その辺はご了承してご覧ください。
では処理していきましょう!
まず手始めに、伸びた袖口をつぼめます。
「えっ、どうやって?」 「それを聞きたいんでしょうが!」 と声が聞こえてきそうですが、
まずは、袖口を3箇所ほど糸で縫って、つぼめてしまいます。
3箇所ほど糸で縫って袖口をつぼめましたら、
つぼめた袖口を水で濡らして、水が染み込んできたら、手で軽くモミモミします。
手で揉んで水を十分含ませましたら、手でギュッと縮めるように絞って、そのまま乾燥させます。
こんな感じです。
袖口を縮めた状態で乾燥させますので、ご家庭では2,3日掛かるかと思いますが、根気良く乾燥させてください。
乾燥したら、アイロンのスチームで形を整えてから糸を取り、再度アイロンのスチームで形を整えて完成です。
ご家庭でも出来ると思いますので、お試しあれ!
乾燥に時間が掛かるのが難点ですがね!
ご参考までに!
それでは、この辺で・・・・
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