先日、メンテナンスコースで水洗いクリーニングしたゼニアのカシミヤコートなんですけど、
風合いや肌触りの質感を大切にしたかったので、
今回、カシミヤコートに防虫防カビ加工を施さなかったんですね。
防虫防カビ加工は、虫食いにあいませんし、カビにもなりませんから、
と~っても!良い加工なんですけど。
難点が!一つ!
生地が若干硬くなってしまうんですよね~。。。。。
防虫防カビ加工した後に風合いや肌触り改善の為にトリートメント加工をするのですが、
どう~しても、若干硬い肌触りになってしまうんです。
今回のErmenegildo Zegna 「エルメネジルド・ゼニア」のような高級ブランドのカシミヤコートになりますと、
防虫防カビ加工のメリットよりも、肌触りのデメリットを気にしてしまうので、
今回は、防虫防カビ加工を止めにしたのですが・・・・・・
でもね~どうしても虫食いに遭うんじゃないかと。。。。。。。
気が気でないんですよね~
気になって。。。。気になって。。。。。
そこで!閃きました!
カシミヤコートに防虫防カビ加工ができないんだったら!洋服カバーの方にしてしまえばイイじゃないか!ってね。
「でも、それって市販されている防虫剤配合の不織布カバーを売っているじゃないですか」って声が聞こえてきそうですが、
そうなんですよね~、市販の不織布カバーがあるんですけど・・・・・・
でもね~Ermenegildo Zegna 「エルメネジルド・ゼニア」のカシミヤコートを保管しておくカバーになるわけですから、
市販の不織布カバーだと、どれだけ有効な防虫防カビ加工剤が配合されているのか、わからない訳でして、
正直、かなり不安があるんですよね~・・・・・
そこで!自分でも検証済みの防虫防カビ加工剤を不織布カバーにたっぷり!と吹き付けて、
自分で安心できる防虫防カビ剤配合の不織布カバーを作ってしまおう!となりました。
チャック付きで完全にカシミヤコートを囲ってしまう不織布カバーに、
たっぷりの防虫防カビ剤を浸透させて熱乾燥させて作ったコート用カバーになります。
まあ、ほとんど大丈夫だと思いますが、念には念を入れて防虫剤をハンガーに吊るして保管するようにしましょう。
これならカシミヤコートの肌触りや風合いを損なう事無く、虫からの安全を図れるかと思います。
是非!お試しあれ!
それでは、また・・・・・