2009年07月03日
ワイシャツの衿、芯が縮むのは、何故?
も~お、毎日暑くて!ワイシャツが汗でぐっしょり!
そんな季節になってきましたので、今日は、ワイシャツのクリーニングについて書込みしていきますね。
最近はストレッチプレス機を導入しているクリーニング店も多くなってきましたので、そうでもなくなってきましたが、
みなさんが良く感じていることの一つに、
「何でクリーニングにワイシャツを出すと、衿や芯が縮むの?」 と感じていると思います。
まあ~家庭で洗っても縮むのですがね。
当店でも、昔は衿の縮みを修正する事無く、納品していましたので、
以前ご利用された方は、そう感じたかと思います。
現在では、全てのシャツの衿寸法を修正しテーラードプレスしていますので、ご安心してご利用ください。
さて、話を元に戻して「ワイシャツの衿、芯が何故縮むのか?」ですが、
ここで一つ重要な点をお話します。
ワイシャツの芯には、「フラシ芯」 と 「トップヒューズ芯」 という2種類の芯があります。
大体、高級なシャツには「フラシ芯」 、 お手ごろなシャツには「トップヒューズ芯」 が使用されています。
でも最近では、大手紳士服店などに行くと、1万円弱くらいのワイシャツでもトップヒューズ芯だったりします。
新品の状態での見極めは、正直年々難しくなっていますが、
洗った後の水に濡れた状態では、「フラシ芯は、衿の表面生地が浮き上がっています」が、
「トップヒューズ芯は、衿の表面生地がツルツルしています」
これは、「フラシ芯」は衿の裏側の生地に芯地が貼り付けられているのですが、
「トップヒューズ芯」は、衿の表生地に芯地が貼り付けられている為に起こる現象です。
どちらがよく縮むか?というと、断然「トップヒューズ芯」の方が縮みます!
衿や前立てなど、平気で2センチほど縮みます。
では、「何故そんなに縮むのか?」 ですが、
一般的にクリーニング店では、ワイシャツを洗う時、コストを下げる為にまとめて水洗いをするのですが、
その時に温度を掛けて45℃~60℃ほどのお湯にして洗浄します。
何故、お湯にして洗うのか?と言うと、みなさん、ちょっと思い浮かべてみて下さい。
みなさんの体温は何度ですか?
大体36℃くらいですよね、その体温と外気温などで、汗や皮脂汚れは、40℃くらいの環境で衣類に付着します。
そんな40℃くらいで付いた汚れを取り除くには、付着した環境以上の温度にしてあげないと、汚れが溶け出さないのですね、
(バターやラードなど常温では、固まっていますよね! でも、温度を上げてやると溶けますね! それと同じです。)
その為、ワイシャツなど体に近い衣類は、温度を上げてやらないと汚れが衣類に残ってしまいます。
肌着などを毎日家庭洗濯していても、どんどん黄ばんでいくのは、その為です。
しかし、さすがに60℃弱くらいの温水でバシャ・バシャ機械洗いをすれば、まず縮みます。
安い金額でワイシャツをクリーニング処理するには、仕方がないのですがね、
この縮みを修正するには、プレスの時に伸ばしてあげるしか方法はありません!
まあ、最近では、「ストレッチプレス機」という100万円ほどする優れものの機械も登場していますので、
昔に比べれば、大分よくなってきていますが、100点ではありません!
完璧にするには、やはり手アイロンで修正プレスするしか方法はありません!
でもここで、ちょっと考えてみましょう!
中には、「私のシャツは、大切なシャツだから、そんな、まとめてバシャバシャ洗って欲しくない!」 と考えるお客様がいると思いませんか!
当店には、そんなお客様の為のコースがしっかり用意してあります。
「え~、どんなコースなの?」 って声が聞こえてくるとうれしいのですが、
どんな方法でクリーニングするのかと言うと、
まず、衿、袖口など汚れが目立つ部分に油性しみ抜き剤を付け、15分ほど浸します。
汚れが緩んできたら、しみ抜きガンで油性処理して、ドライクリーニングをして油性汚れを除去します。
ハンガー乾燥で熱乾燥しましたら、単品で水洗いしていきます。
水洗いは、40℃の設定でやさしくデリケート洗浄(12秒停止して1回転洗浄する方法)します。
うすく糊付けをして、ハンガー乾燥で熱乾燥させます。
乾燥しましたら、電蒸アイロンを使用して、手アイロンでテーラードプレスを施します。
畳包装、ハンガー包装どちらの包装形態でも料金は変りません。(¥840)
バーバリー後用達の草食系男子に人気のドレスシャツ・クリーニングコースです。
「これ、高かったんだよな~」 そんなシャツをお持ちのあなた! 是非お試しあれ!
「ユニクロ」から「シャルベ」「フライ」まで、いろいろなワイシャツに対応できる本物のクリーニングをお試しください!
それでは、この辺で・・・・
そんな季節になってきましたので、今日は、ワイシャツのクリーニングについて書込みしていきますね。
最近はストレッチプレス機を導入しているクリーニング店も多くなってきましたので、そうでもなくなってきましたが、
みなさんが良く感じていることの一つに、
「何でクリーニングにワイシャツを出すと、衿や芯が縮むの?」 と感じていると思います。
まあ~家庭で洗っても縮むのですがね。
当店でも、昔は衿の縮みを修正する事無く、納品していましたので、
以前ご利用された方は、そう感じたかと思います。
現在では、全てのシャツの衿寸法を修正しテーラードプレスしていますので、ご安心してご利用ください。
さて、話を元に戻して「ワイシャツの衿、芯が何故縮むのか?」ですが、
ここで一つ重要な点をお話します。
ワイシャツの芯には、「フラシ芯」 と 「トップヒューズ芯」 という2種類の芯があります。
大体、高級なシャツには「フラシ芯」 、 お手ごろなシャツには「トップヒューズ芯」 が使用されています。
でも最近では、大手紳士服店などに行くと、1万円弱くらいのワイシャツでもトップヒューズ芯だったりします。
新品の状態での見極めは、正直年々難しくなっていますが、
洗った後の水に濡れた状態では、「フラシ芯は、衿の表面生地が浮き上がっています」が、
「トップヒューズ芯は、衿の表面生地がツルツルしています」
これは、「フラシ芯」は衿の裏側の生地に芯地が貼り付けられているのですが、
「トップヒューズ芯」は、衿の表生地に芯地が貼り付けられている為に起こる現象です。
どちらがよく縮むか?というと、断然「トップヒューズ芯」の方が縮みます!
衿や前立てなど、平気で2センチほど縮みます。
では、「何故そんなに縮むのか?」 ですが、
一般的にクリーニング店では、ワイシャツを洗う時、コストを下げる為にまとめて水洗いをするのですが、
その時に温度を掛けて45℃~60℃ほどのお湯にして洗浄します。
何故、お湯にして洗うのか?と言うと、みなさん、ちょっと思い浮かべてみて下さい。
みなさんの体温は何度ですか?
大体36℃くらいですよね、その体温と外気温などで、汗や皮脂汚れは、40℃くらいの環境で衣類に付着します。
そんな40℃くらいで付いた汚れを取り除くには、付着した環境以上の温度にしてあげないと、汚れが溶け出さないのですね、
(バターやラードなど常温では、固まっていますよね! でも、温度を上げてやると溶けますね! それと同じです。)
その為、ワイシャツなど体に近い衣類は、温度を上げてやらないと汚れが衣類に残ってしまいます。
肌着などを毎日家庭洗濯していても、どんどん黄ばんでいくのは、その為です。
しかし、さすがに60℃弱くらいの温水でバシャ・バシャ機械洗いをすれば、まず縮みます。
安い金額でワイシャツをクリーニング処理するには、仕方がないのですがね、
この縮みを修正するには、プレスの時に伸ばしてあげるしか方法はありません!
まあ、最近では、「ストレッチプレス機」という100万円ほどする優れものの機械も登場していますので、
昔に比べれば、大分よくなってきていますが、100点ではありません!
完璧にするには、やはり手アイロンで修正プレスするしか方法はありません!
でもここで、ちょっと考えてみましょう!
中には、「私のシャツは、大切なシャツだから、そんな、まとめてバシャバシャ洗って欲しくない!」 と考えるお客様がいると思いませんか!
当店には、そんなお客様の為のコースがしっかり用意してあります。
「え~、どんなコースなの?」 って声が聞こえてくるとうれしいのですが、
どんな方法でクリーニングするのかと言うと、
まず、衿、袖口など汚れが目立つ部分に油性しみ抜き剤を付け、15分ほど浸します。
汚れが緩んできたら、しみ抜きガンで油性処理して、ドライクリーニングをして油性汚れを除去します。
ハンガー乾燥で熱乾燥しましたら、単品で水洗いしていきます。
水洗いは、40℃の設定でやさしくデリケート洗浄(12秒停止して1回転洗浄する方法)します。
うすく糊付けをして、ハンガー乾燥で熱乾燥させます。
乾燥しましたら、電蒸アイロンを使用して、手アイロンでテーラードプレスを施します。
畳包装、ハンガー包装どちらの包装形態でも料金は変りません。(¥840)
バーバリー後用達の草食系男子に人気のドレスシャツ・クリーニングコースです。
「これ、高かったんだよな~」 そんなシャツをお持ちのあなた! 是非お試しあれ!
「ユニクロ」から「シャルベ」「フライ」まで、いろいろなワイシャツに対応できる本物のクリーニングをお試しください!
それでは、この辺で・・・・
Posted by クリーニングてっちゃん at 21:46│Comments(5)
│よくある質問
この記事へのコメント
私は一年程前からワイシャツ芯の縮みに悩まされています!一度はボタンの位置があわなくなりボタンを付け替えました!一度縮んでしまった芯は直せるのでしょうか?
Posted by タモさん at 2011年05月25日 11:15
タモさん
コメントありがとうございます。
衿芯の縮みを修復したいのですね。
どの位縮んでいるのか分かりませんが、
ある程度はは、修復可能だと思います。
縮みを直すには、引っ張るようにアイロンを掛けるしか方法は無いので、
根気よくアイロンを掛けるしかありません。
また、クリーニング店に出した事によって芯が縮んでしまったのでしたら、
他のクリーニング店に出してみるのも一つの手だと思います。
お試しください。
コメントありがとうございます。
衿芯の縮みを修復したいのですね。
どの位縮んでいるのか分かりませんが、
ある程度はは、修復可能だと思います。
縮みを直すには、引っ張るようにアイロンを掛けるしか方法は無いので、
根気よくアイロンを掛けるしかありません。
また、クリーニング店に出した事によって芯が縮んでしまったのでしたら、
他のクリーニング店に出してみるのも一つの手だと思います。
お試しください。
Posted by クリーニングてっちゃん
at 2011年05月28日 22:41

初めまして。
ご質問させて頂きます。
バルバのシャツをクリーニングのデラックスコースという手仕上げに出したのですが、肩回りの押し皺が凄く、また、胸がボタンを占めると横に皺が入るほどパツパツになってしまいました。
これはどこのクリーニングでも起こることなのでしょうか?
また、プレス機を使用されたと考えてもよろしいのでしょうか?
そして、この縮みはなおるものなのでしょうか?
加えまして、購入後一度着用の初めてのクリーニングであり、袖に汚れなどついていなかったのにも関わらず、カフスボタンの袖口から離れた側のボタンの切れめの所に茶色の汚れが着いていました。
これはどのような原因が考えられますでしょうか?
長々と失礼致しましたが、専門の方のお話をお聞き出来たら幸いです。
ご質問させて頂きます。
バルバのシャツをクリーニングのデラックスコースという手仕上げに出したのですが、肩回りの押し皺が凄く、また、胸がボタンを占めると横に皺が入るほどパツパツになってしまいました。
これはどこのクリーニングでも起こることなのでしょうか?
また、プレス機を使用されたと考えてもよろしいのでしょうか?
そして、この縮みはなおるものなのでしょうか?
加えまして、購入後一度着用の初めてのクリーニングであり、袖に汚れなどついていなかったのにも関わらず、カフスボタンの袖口から離れた側のボタンの切れめの所に茶色の汚れが着いていました。
これはどのような原因が考えられますでしょうか?
長々と失礼致しましたが、専門の方のお話をお聞き出来たら幸いです。
Posted by def at 2013年03月25日 17:48
def さん、コメントありがとうございます。
どうやら今回ご利用になったクリーニング店では、
デラックスコースと言っても、ネットに入れたりしますが、洗浄工程は一般のスタンダードコースと同じ工程で洗浄をして、、機械仕上げをした後、手仕上げにて修正プレスをするデラックスコースのように思われます。
その為、高番手のシャツでは耐えられず、縮みが起こり、シワがひどくでた物と思われます。
正直、縮みの修正は、やってみないと何とも言えませんので、どうしても気になるようでしたら、当店までお送りください。
それから、茶色のシミについてですが、
これはおそらく機械からシミでた蒸気のサビが原因で付いた物かと思われます。
黄色が強いようでしたらアルカリ焼けのシミとも思えますが、茶色と言う事ですので、サビのシミかと思います。
多くのお客様はご存じないかと思いますが、一概にデラックスコースと言っても、各クリーニング店によって処理内容は様々で、多種多様なやり方があります。
大切な衣服になればなるほど、できるだけ細かく処理内容をクリーニング店にお尋ねするのが一番の解決策になると思います。
それから、2万円を越すシャツについては、一般的なワイシャツではありませんので、デリケートなブラウスを扱うようなクリーニングをお勧めいたします。
ご参考になさってください。
どうやら今回ご利用になったクリーニング店では、
デラックスコースと言っても、ネットに入れたりしますが、洗浄工程は一般のスタンダードコースと同じ工程で洗浄をして、、機械仕上げをした後、手仕上げにて修正プレスをするデラックスコースのように思われます。
その為、高番手のシャツでは耐えられず、縮みが起こり、シワがひどくでた物と思われます。
正直、縮みの修正は、やってみないと何とも言えませんので、どうしても気になるようでしたら、当店までお送りください。
それから、茶色のシミについてですが、
これはおそらく機械からシミでた蒸気のサビが原因で付いた物かと思われます。
黄色が強いようでしたらアルカリ焼けのシミとも思えますが、茶色と言う事ですので、サビのシミかと思います。
多くのお客様はご存じないかと思いますが、一概にデラックスコースと言っても、各クリーニング店によって処理内容は様々で、多種多様なやり方があります。
大切な衣服になればなるほど、できるだけ細かく処理内容をクリーニング店にお尋ねするのが一番の解決策になると思います。
それから、2万円を越すシャツについては、一般的なワイシャツではありませんので、デリケートなブラウスを扱うようなクリーニングをお勧めいたします。
ご参考になさってください。
Posted by クリーニングてっちゃん
at 2013年03月30日 23:04

ブランド商店-賢者の買物
弊社は各ランクのブランド商品満載し、ブランド通販店で一番信用のある店なので!。
品質はこちらが間違いなく保証します。
相互信頼を旨(むね)として貿易関係を結びたいのですが。
今後ともよろしくご愛顧くださいますよう、お願い申し上げます
URL:
https://www.88kopi.com/product/product-3936.html
■取扱ブランド ルイ.ヴィトン、シャネル、クリスチャン ディオール、グッチ、コーチ、ROEXL 、S品、A品、超A品
■主要取扱商品 バッグ、財布、腕時計、靴、服、ベルト、ネクタイ、ライタ!
お取り引きを開始させていただきたく思います。
詳細に関してはどうぞお気軽にご連絡ください。
https://www.88kopi.com/product/product-4163.html
弊社は各ランクのブランド商品満載し、ブランド通販店で一番信用のある店なので!。
品質はこちらが間違いなく保証します。
相互信頼を旨(むね)として貿易関係を結びたいのですが。
今後ともよろしくご愛顧くださいますよう、お願い申し上げます
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https://www.88kopi.com/product/product-3936.html
■取扱ブランド ルイ.ヴィトン、シャネル、クリスチャン ディオール、グッチ、コーチ、ROEXL 、S品、A品、超A品
■主要取扱商品 バッグ、財布、腕時計、靴、服、ベルト、ネクタイ、ライタ!
お取り引きを開始させていただきたく思います。
詳細に関してはどうぞお気軽にご連絡ください。
https://www.88kopi.com/product/product-4163.html
Posted by Marquisdiuby at 2019年09月26日 00:48
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