2010年04月02日
ペコラ銀座のオーダースーツを水洗いクリーニング1-3
今日は、水洗いクリーニングをした銀座マリオ・ペコラのスーパー200’Sオーダースーツを
テーラード・プレスでメンテナンス・クリーニングをしていきます。
水洗いクリーニングをして自然乾燥させた銀座ペコラのオーダースーツは、こんな感じになりました。

ぱっと見、「いいじゃん!これで」って、どこぞのクリーニング屋さんから声が聞こえてきそうですが、
これでは、まだまだダメです!
寸法こそ大きな狂いはありませんが、全体にクタクタで、生地の風合いが死んでしまっています。
この何となくイマイチな状態のオーダースーツを、テーラードプレスで生き返らせていきます。
腕の見せ所!です。
アイロンは、重た~い電蒸アイロンと細く使い勝手の良い電蒸アイロンの2種類のアイロンを使用して、手仕上げでアイロンプレスをしていきます。
アイロンプレスの基本は、まず地の目をそろえて、生地の上にコテ布を載せ、
その上に霧吹きで霧を打ち、電蒸アイロンの熱を使ってアイロンプレスをしていきます。
1・2・3・4と数字をゆっくり数えながら、しっかりと熱を伝えるようにアイロンプレスを施します。
一般の方だと、サッサッと早くアイロンを掛けるイメージがあるかと思いますが、
シルエットを出す為に、芯地などにアイロンの熱をしっかりと伝える為に、
ゆ~っくり、追い込み、いせ込み、アイロンプレスをしていきます。
これがテーラードプレスです。
特に水洗いをしたスーツにアイロンプレスを施すのですから、
テーラーの方が新品のスーツに対してするアイロンプレスよりも、どうしても時間が掛かってしまいます。
さっさっとアイロン掛けをして、水洗いしたオーダースーツが元の状態に戻ればいいんですが、
残念ながら、さっさっと掛けたアイロン掛けでは、元のオーダースーツには戻りませんからね!
サッサッとアイロン掛けをして、これでOK!!なんて状態のオーダースーツでは、弁償物になってしまいます。
まあ、そお言うわけで、ゆっくり、ゆっくりテーラードプレスをしていきましょう。
まずは、裏から芯地を仕上げて行きます。
寸法を出して、胸のボリュームを出して、脇、背中としっかりとアイロンプレスをします。
続いて、アームホールに移りまして、
垂れ綿、肩パットと前肩になるようにアイロンプレスをします。
表地に返りまして、
そのままアームホールの上袖部分と肩パットをアイロン仕上げをします。
そして、下袖部分もアイロンプレスをします。
上衿を裏から鎌衿になるようにアイロンプレスをしまして、前身頃に移っていきます。
前身頃、腰ポケット、脇、背中と一通りアイロンプレスをしまして、
最後にラペルを仕上て完成になります。
アイロンプレスの終えたオーダースーツを、人台に掛けて最終チェックします。
こんな感じになりました。

ん~!いい感じに仕上がりました。
しかし、今回のオーダースーツは、さすがにスーパー200’Sの生地を使用しているだけあって、
と~っても難しかったですね~、
結構、気苦労しました。
コツコツ、コツコツ、丹念にアイロンプレスをしていけば問題ないのですが、
そのコツコツ、アイロンプレスをしていくのが、実に根気がいる仕事なのです。
焦らず、慌てず、じっくりと、ド~ンと構えてテーラードプレスです。
しかし、今回のオーダースーツのお客様、実にいい体をしていますよね!
アイロンプレスの終わったオーダースーツをじっくりと見ていましたら、
「いい体!してるな~!」と関心してしまいました。
たくましく厚い胸板に引き締まったウエスト!すごいですよね!

ん~~ん、マンダム!って感じになります。
かっこいい!ですよね!
それでは今日はこの辺で、また・・・・・
テーラード・プレスでメンテナンス・クリーニングをしていきます。
水洗いクリーニングをして自然乾燥させた銀座ペコラのオーダースーツは、こんな感じになりました。

ぱっと見、「いいじゃん!これで」って、どこぞのクリーニング屋さんから声が聞こえてきそうですが、
これでは、まだまだダメです!
寸法こそ大きな狂いはありませんが、全体にクタクタで、生地の風合いが死んでしまっています。
この何となくイマイチな状態のオーダースーツを、テーラードプレスで生き返らせていきます。
腕の見せ所!です。
アイロンは、重た~い電蒸アイロンと細く使い勝手の良い電蒸アイロンの2種類のアイロンを使用して、手仕上げでアイロンプレスをしていきます。
アイロンプレスの基本は、まず地の目をそろえて、生地の上にコテ布を載せ、
その上に霧吹きで霧を打ち、電蒸アイロンの熱を使ってアイロンプレスをしていきます。
1・2・3・4と数字をゆっくり数えながら、しっかりと熱を伝えるようにアイロンプレスを施します。
一般の方だと、サッサッと早くアイロンを掛けるイメージがあるかと思いますが、
シルエットを出す為に、芯地などにアイロンの熱をしっかりと伝える為に、
ゆ~っくり、追い込み、いせ込み、アイロンプレスをしていきます。
これがテーラードプレスです。
特に水洗いをしたスーツにアイロンプレスを施すのですから、
テーラーの方が新品のスーツに対してするアイロンプレスよりも、どうしても時間が掛かってしまいます。
さっさっとアイロン掛けをして、水洗いしたオーダースーツが元の状態に戻ればいいんですが、
残念ながら、さっさっと掛けたアイロン掛けでは、元のオーダースーツには戻りませんからね!
サッサッとアイロン掛けをして、これでOK!!なんて状態のオーダースーツでは、弁償物になってしまいます。
まあ、そお言うわけで、ゆっくり、ゆっくりテーラードプレスをしていきましょう。
まずは、裏から芯地を仕上げて行きます。
寸法を出して、胸のボリュームを出して、脇、背中としっかりとアイロンプレスをします。
続いて、アームホールに移りまして、
垂れ綿、肩パットと前肩になるようにアイロンプレスをします。
表地に返りまして、
そのままアームホールの上袖部分と肩パットをアイロン仕上げをします。
そして、下袖部分もアイロンプレスをします。
上衿を裏から鎌衿になるようにアイロンプレスをしまして、前身頃に移っていきます。
前身頃、腰ポケット、脇、背中と一通りアイロンプレスをしまして、
最後にラペルを仕上て完成になります。
アイロンプレスの終えたオーダースーツを、人台に掛けて最終チェックします。
こんな感じになりました。

ん~!いい感じに仕上がりました。
しかし、今回のオーダースーツは、さすがにスーパー200’Sの生地を使用しているだけあって、
と~っても難しかったですね~、
結構、気苦労しました。
コツコツ、コツコツ、丹念にアイロンプレスをしていけば問題ないのですが、
そのコツコツ、アイロンプレスをしていくのが、実に根気がいる仕事なのです。
焦らず、慌てず、じっくりと、ド~ンと構えてテーラードプレスです。
しかし、今回のオーダースーツのお客様、実にいい体をしていますよね!
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「いい体!してるな~!」と関心してしまいました。
たくましく厚い胸板に引き締まったウエスト!すごいですよね!

ん~~ん、マンダム!って感じになります。
かっこいい!ですよね!
それでは今日はこの辺で、また・・・・・
Posted by クリーニングてっちゃん at 22:31│Comments(1)
│メンテナンス・クリーニング
この記事へのコメント
ブランド商店-賢者の買物
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Posted by Marquisdiuby at 2019年09月26日 02:13
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