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2011年04月28日

FENDIのウールコートを水洗いクリーニング

超~ひっさしぶりのブログ更新です。

ここんとこ超~忙しくって!
もお~肩なんか、バッキ!バキ!に凝っちゃって、
お疲れさんモードです・・・・・・・

そんな忙しい中、
今日は、宅配便で送られてきました、FENDIのウールコートを水洗いクリーニングしていきますね。

特にシミや汚れは無いんですが、
ん~?ちょっ~とゴワゴワした感じがあります。

そんなゴワゴワした感じも当店の特殊水洗いクリーニングをすれば、

もお~しっとり!サラサラっとした感じになりますから!
と~ってもビックリ!しますよ。

楽しみですね!

それでは、いつものようにFENDIのウールコートをメンテナンス・クリーニングをしていきましょう。

まずは、いつものように寸法を測ってカルテを作成しておきます。
前丈、着丈、袖丈と採寸しておきます。

今回は、とくに仕付け糸を打たなくても型崩れしそうに無いので、
仕付け糸を打たないで、水洗いクリーニングをしていけそうです。

まず、前処理をしてドライクリーニング処理からおこないます。
やさしく、やさしくドライクリーニングをして、油性汚れを除去していきます。

乾燥は、ハンガー乾燥で熱乾燥させていきます。
乾燥しましたら、次は水洗いクリーニングをしていきます。

大きな、大きな厚手の弾力ネットに入れまして、
やさしく、やさしく手洗いで水洗いクリーニング処理をしていきます。
手洗いしていると、水がみるみる茶色になって、汚れが流れ出ていきます。

洗浄、すすぎ、トリートメントとおこないまして、
やさしく、やさしく脱水をしていきます。

ウールやカシミヤコートなどは特にそうなんですが、
ギュー!と脱水せずに、やさしく、やさしく脱水をします。

馬鹿みたいにギュー!なんて脱水しますと、シワが傷になってしまいますので、
特に注意が必要です。

そして、おなじみビッグハンガーに掛けて、手で寸法とシルエットを修正していきます。
こんな感じです。
FENDIのウールコートを水洗いクリーニング

このまま一晩自然乾燥させて、翌日アイロンプレスをしていきます。

次の日、どうかな~?と触ってみますと、
ん?・・・まだ!濡れてる。

と言うわけで、この状態のまま熱乾燥させていきます。

余り高温にしないで、50度弱でやさしくハンガー乾燥させていきます。

乾燥しましたら、まずは寸法のチェックからおこないます。
うん!大丈夫ですね!

それではアイロンプレスをしていきます。

上の写真を見ても分かるように、
ウールやカシミヤなどは、水洗いをしますと毛布のようにボワボワになってしまいます。

重た~い電蒸アイロンを使ってアイロンプレスをすることで、
生地に張りを出し、シルエットを形成して毛並みを整えていきます。

コツコツ、コツコツ、アイロンプレスをしていきますと、
こんな感じにFENDIのウールコートが出来上がります。
FENDIのウールコートを水洗いクリーニング

しっとり!滑らか!いい感じに仕上がりました。

みなさんにこの肌触りをお伝えできないのが、
何とも残念!なんですが・・・・・

と~ってもいい肌触りのFENDIウールコートですよ!
GOOD!です。

是非!一度お試しあれ!

お待ちしております。

それでは、また・・・



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Posted by クリーニングてっちゃん at 22:28│Comments(0)メンテナンス・クリーニング
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