2011年08月26日
クリーニング屋さんに出したら縮んだそうです。
遠方から宅配便でスーツが届きました。
先日問合せがありましたスーツです。
どんな問合せかと言うと、
洋服の青山で買ったお気に入りの「HILTON」というスーツでして、
今風の細身のスタイリッシュスリムラインのイタリア・サルトリアスーツです。
そのお気に入りの「HILTON」スーツを近くのクリーニング店にお願いしたそうで、
しかも¥3000くらいするスーツ専用クリーニングコースでお願いしたんだそうです。
ところが、クリーニング店からスーツが返ってきて着用してみると、
「?、どう~にも縮んだ感じがする?」
「特に胸の周りや腰・お尻・太ももの辺りがどうにも縮んでいる!」とショックを受けて愕然としてしまったそうです。
そのクリーニング店の「スーツは縮む事はないから大丈夫!きちんとアイロンも掛けるから」との言葉を受けて、
そのクリーニング店を信用してお気に入りの「HILTON」スーツをお願いしたのに。。。。。
と、かなりショックを受けているようでして「元に戻して欲しいのですが、直りますか?」と問合せがありました。
こちらとしても縮んでしまったスーツを設計図も無く元の状態には戻せませんので、
「寸法が分からないので、正確には戻りませんよ」とお伝えした所、
「同じ時に買った同じスーツがもう一着ある!」と言う事なので、
「それなら大丈夫ですよ!当店まで送ってください。」と言って送っていただきました。
早速、2着の「HILTON」スーツをチェツクしてみましょう。
状態をチェックして、各部の寸法をチェックしていきます。
すると、どうでしょう。
2着のスーツの寸法を比べてみたのですが、5㎜の寸法差が確認できました。
さて、みなさん!
5㎜寸法が縮んだ事で、「あ~ん!スーツが縮んだ!」とショックを受けるでしょうか?
どうでしょう~?
私は、おそらく愕然とするほどはショックを受けないと思います。
では、何故?このお客様はここまで愕然とショックを受けるほど縮んだ!と感じたのでしょうか?
みなさん、分かります?
ちょっとここで問題を出しますね~!
分かりやすいようにズボンをお見せしますので、
何故?お客様がショックを受けるほど縮んだと感じたのかを考えてみてください。
はい、用~意スタート!
チッ・チッ・チッ・チッ・チッ・チッ・チッ・チッ・
はい!終了~!
みなさん、分かりましたか?
これが分からないと、松田塾の会員とはいえないかもしれません(何~てね)けど、
分かりました?
答えはですね~
ズボンのボリュームが全部壊されてしまっているんですね~!
昔のようなダボダボっとしたスーツなら、何の違和感を感じる事無くスルーしていたんでしょうが、
最近のような細身のスタイリッシュスリムラインのスーツになりますと、そうもいきません。
細身のスタイリッシュラインのスーツのボリュームを壊してしまうと、
これはもうただの着にくいスーツになってしまい、クレームの対象になります。
スーツというのは、平らな生地にダーツをつけたり、「追い込み」「いせ込み」などのアイロン技術を用いて、
立体的なシルエットを成形していき、着心地のいいスーツが出来上がるわけなんですね。
その着心地のいい立体的なシルエットが、
何も知らないクリーニング屋さんによって全て壊されてしまったのが、今回の縮んだと感じた原因です。
まったく、困った物ですよね~
ただ、シワを取るのがアイロンプレスだと思っているんですから・・・・
何だかな~です。。。。。
「家の近くのいいクリーニング屋さんが無くって」っとお嘆きのあなた!
ちょっと遠いですけど、是非!お試し下さい!
お待ちしております。
それでは、また・・・
先日問合せがありましたスーツです。
どんな問合せかと言うと、
洋服の青山で買ったお気に入りの「HILTON」というスーツでして、
今風の細身のスタイリッシュスリムラインのイタリア・サルトリアスーツです。
そのお気に入りの「HILTON」スーツを近くのクリーニング店にお願いしたそうで、
しかも¥3000くらいするスーツ専用クリーニングコースでお願いしたんだそうです。
ところが、クリーニング店からスーツが返ってきて着用してみると、
「?、どう~にも縮んだ感じがする?」
「特に胸の周りや腰・お尻・太ももの辺りがどうにも縮んでいる!」とショックを受けて愕然としてしまったそうです。
そのクリーニング店の「スーツは縮む事はないから大丈夫!きちんとアイロンも掛けるから」との言葉を受けて、
そのクリーニング店を信用してお気に入りの「HILTON」スーツをお願いしたのに。。。。。
と、かなりショックを受けているようでして「元に戻して欲しいのですが、直りますか?」と問合せがありました。
こちらとしても縮んでしまったスーツを設計図も無く元の状態には戻せませんので、
「寸法が分からないので、正確には戻りませんよ」とお伝えした所、
「同じ時に買った同じスーツがもう一着ある!」と言う事なので、
「それなら大丈夫ですよ!当店まで送ってください。」と言って送っていただきました。
早速、2着の「HILTON」スーツをチェツクしてみましょう。
状態をチェックして、各部の寸法をチェックしていきます。
すると、どうでしょう。
2着のスーツの寸法を比べてみたのですが、5㎜の寸法差が確認できました。
さて、みなさん!
5㎜寸法が縮んだ事で、「あ~ん!スーツが縮んだ!」とショックを受けるでしょうか?
どうでしょう~?
私は、おそらく愕然とするほどはショックを受けないと思います。
では、何故?このお客様はここまで愕然とショックを受けるほど縮んだ!と感じたのでしょうか?
みなさん、分かります?
ちょっとここで問題を出しますね~!
分かりやすいようにズボンをお見せしますので、
何故?お客様がショックを受けるほど縮んだと感じたのかを考えてみてください。
はい、用~意スタート!
チッ・チッ・チッ・チッ・チッ・チッ・チッ・チッ・
はい!終了~!
みなさん、分かりましたか?
これが分からないと、松田塾の会員とはいえないかもしれません(何~てね)けど、
分かりました?
答えはですね~
ズボンのボリュームが全部壊されてしまっているんですね~!
昔のようなダボダボっとしたスーツなら、何の違和感を感じる事無くスルーしていたんでしょうが、
最近のような細身のスタイリッシュスリムラインのスーツになりますと、そうもいきません。
細身のスタイリッシュラインのスーツのボリュームを壊してしまうと、
これはもうただの着にくいスーツになってしまい、クレームの対象になります。
スーツというのは、平らな生地にダーツをつけたり、「追い込み」「いせ込み」などのアイロン技術を用いて、
立体的なシルエットを成形していき、着心地のいいスーツが出来上がるわけなんですね。
その着心地のいい立体的なシルエットが、
何も知らないクリーニング屋さんによって全て壊されてしまったのが、今回の縮んだと感じた原因です。
まったく、困った物ですよね~
ただ、シワを取るのがアイロンプレスだと思っているんですから・・・・
何だかな~です。。。。。
「家の近くのいいクリーニング屋さんが無くって」っとお嘆きのあなた!
ちょっと遠いですけど、是非!お試し下さい!
お待ちしております。
それでは、また・・・
Posted by クリーニングてっちゃん at 22:46│Comments(0)
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