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2009年03月18日

バックの黄ばみしみ抜きクリーニング

いや~、参りましたね。
パソコンの無線LANの調子が悪くて、アクセスできずに冷や冷やしました。
なんとか接続できたので、ブログを更新したいと思います。

先日、「バックに黄ばみのシミができたので、何とかして欲しい!」
と、バックが持ち込まれました。
素材は、化繊の布で底の部分に大きな黄ばみが有り、
あと全体に小さなシミがあっちこっちに有ります。
こんな感じのバックです。
バックの黄ばみしみ抜きクリーニング

底の黄ばみのシミは、こんな感じです。
バックの黄ばみしみ抜きクリーニング

黄ばみと一緒に何か擦れたシミも付いています。

今回のバックは、クリーニングというよりも、しみ抜きが主な処理になります。
では、処理していきましょう。

まずは、油性のシミ抜きからしていきます。
底についた、黒い油性のシミを油性処理剤を使いシミ抜きします。
シミを抜いたら、ムラが無いように全体を油性シミ抜きですすぎ、
乾燥ムラがないように乾燥させます。

次に、水溶性のシミ抜きをしていきます。
水と中性洗剤を使い、水に溶けるシミを落としていきます。
たっぷりの水ですすいで、ムラの無いように乾燥します。

さて、それでも取れない黄ばみをシミ抜きしていきます。
今回は、酸化漂白剤を使って漂白します。
やさしく、スレが発生しないようにやさしく漂白します。
1回では取れませんので、何回か地道に、地道に漂白します。

シミ抜きを知らないみなさんは、「強い漂白剤で1回でやれば良いじゃないか!」と思うのでしょうが、
残念!
強力な薬品ほど、失敗するリスクが大きくなりますので、
私たちプロは、弱めの漂白剤でやさしく、何回かに分けて漂白していきます。

黄ばみが取れましたら、中和してたっぷりの水ですすぎます。
ムラがないように乾燥します。
バックの底のシミもきれいに取れました!
こんな感じです。
バックの黄ばみしみ抜きクリーニング

自然乾燥しまして、撥水加工をバックに施します。
布製のバックですから、撥水加工をしておくと汚れが付きにくくなり、きれいな状態が長持ちします。
みなさんもバックに撥水加工!お勧めします!

再度、撥水加工したバックを乾燥して、金具を磨いて完成です。
こんな感じできれいになりました。
バックの黄ばみしみ抜きクリーニング

今回のシミ抜き料金は、¥3150になります。
安いですね!¥3150で同じバックが買えました。



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Posted by クリーニングてっちゃん at 21:41│Comments(0)バックのクリーニング
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